ようやくイメージに近づいた感があります。
結局、ピアノは全面的に、ベースは一部弾き直しました。そのベースとドラム・トラックの音圧レベルを上げて、リズム隊を鮮明にしました。リズム隊の音が大きくなったので、曲全体に躍動感が出たように感じます。
あと、課題であった、各楽器音の分離の修正について。
今回のミックダウンにあたり、コンプレッサー (エフェクターです) を3種類合わせて使いました。今回はそのうちの一つであるマルチバンド・コンプレッサーを、幾つかのWEBサイトを観て参考にして上手く使うことが出来たのが、修正のポイントだったと思います。
このコンプレッサーは、音のアタック及びリリースのポイントを周波数ごとに区切ってコントロール出来るスグレモノですが、使いこなすのが難しくて、今までは無難な数値で使っていました。今回は腰を据えて学習して使用したのが、結果的に良かったのではと。
ブレイク後のベースのフリーキーなフレーズも、はっきりと聴き取れるようになりました。
宅録の場合、音の最終出口まで自己管理になるのですが、私はその辺がちゃんと出来てなかったように感じます。ミックダウンやマスタリングは、創作ではなく作業になります。頭と耳の切り替えが必要です。なので、この「Flower」のように、少し時間を置いてからしっかりと行った方が、いい結果が出そうです。
今回の再ミックダウン、いろいろと勉強になりました。