【2025年6月8日】叔父さんのこと

数日前、長年懇意にさせて頂いていた叔父が亡くなりました。それで一昨日、葬儀に出席する為に愛知県まで行ってきました。当ブログに何か遺しておこうと何度か書こうと試みたのですが、全くまとまりません。結局、思い出話をツラツラと書き連ねるのが一番の追悼になるかなと思い、ようやく書き始めています。

 

 

 

 

その叔父は、私の母の妹と縁あって結ばれて、私と親戚関係になりました。私が小学生の頃です。

しょっ中会っていた訳ではありませんが、時々遊びに行くと、必ず叔父の書庫をこっそり覗いていました。今となっては「平家物語」が全巻 (?) ズラッと並んでいたぐらいしか憶えていませんが、たくさんの本を眺めたり手に取ったり匂いを嗅いだりして、本好きの子どもだった私はそれで十分満足していました。

 

 

当時人見知りが激しく、特に大人には警戒心がとっても強かった私ですが、その叔父には心を開いて普通に話をしていました。これには訳があります。

 

 

 

話は少し戻ります。叔父の妻、つまり私の母の妹は音楽が好きな人で、家にピアノもありました。とても優しい方で、大好きだった叔母です。

私は幼稚園児の頃、友だちとは遊ばずいつも一人で幼稚園のピアノを弾いていた程ピアノが好きでした。母は、私をその叔母のところでピアノを習わせようと、私を連れて行った事があります。今でも鮮明に憶えていますが、叔母と母の前でピアノを弾くのがとても恥ずかしくて、石のように固まっていました。それで、ピアノを習う話はなくなりました。

母はぶつぶつ言っていましたが、叔母はやさしく笑っていました。

 

 

そんな素敵な叔母と一緒になった人だ、いい人に決まっている、多分そんなふうに、子ども心に直感していたんじゃないかと。(憶えていませんが)

そしてその直感は見事に当たっていました。

 

 

 

時を経て、それから約40年数年後。若い頃曲を作ろうと試みたけれど、己の才能のなさに気付き挫折して、創作からすっかり遠ざかっていた私でしたが、何故か?急にメロディが生まれ歌詞が書けて、曲を作れるようになって、勢いCDをリリースする事になりました。あまりにも嬉しかったので親戚の方々に、そのCDを配ったのですが、一番喜んで下さったのが、その叔父です。TELやメールを頂き、感激しました。

 

 

叔父は若い頃から市民オーケストラでユーフォニウムを吹いていました。なので、音楽の楽しさ及び厳しさ、を身に染みて知っていたのでしょう。だからこそ、あれ程まで喜んで下さったんだと、今振り返って思います。

血は繋がっていませんが、妻である叔母同様、親戚関係では自分と最も近いところにいた人なのではと、勝手に思っています。オーケストラ、一度でも観に・聴きに行きたかったです。

 

 

 

月並みの言葉ではありますが、天国で叔母と末永く仲良く暮らして下さい。謹んでお悔やみ申し上げます。

 

 

 

 

火葬場の庭より。

 

 

【2025年6月4日】「旅について」「Harvest Moonlight 」(ギター・バージョン) 完成!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

ミックスダウンを終えて、2曲同時に完成しました。「Harvest〜」の方はg君のギターが入り、見違えるように良くなりました。どうもありがとうございました。

 

 

「旅について」ですが、聴き返して、歌の練習を行ったわりには思ったほど表現出来ていないような気がします。しかし今のスキルだとこんなものかなあと。半年後ぐらいを目処に、再度歌入れをしたいなあと。

このところラップ曲ばかり作っていた影響が、この曲のボーカルラインの譜割に端的にあらわれていて、そんなところが面白いなあと感じます。

 

 

 

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旅について

 

 

しがみつくように暮らしてる この町を離れよう

四月の晴れた空を 仰ぎ思う

行き先なんてないけれど 遠くまで 遠くまで

荷づくり始めながら 想い 巡らす

君が知るとどう思うだろう? 思うだろう 思うだろう…

心配だけどいいのさ 何とか なるだろう

 

ほんのちょっとだけど 君と遠く離れ 暮らしてみようと決める

思いっきり手を振って 別れ惜しむ君を 想像して涙がずっと止まらないよ

 

 

長い人生の 一頁 一頁 一頁…

あなたの思うように 生きるといいわ

私のことが気になったら LINEでも 手紙でも

真夜中にそっと書いて 送ってちょうだいな

 

もしもこのまま ずっと戻ってこなくても それはそれでかまわないけど

思いっきり手を振って 別れ惜しむあなた 想像して涙が ずっと止まらないわ

新しい町で 働いて眠って 君の料理の味あらためて気づいて

そのうち気が向いたら 君のとこに帰って

お土産話に 花を咲かせたいなんて 思ったり…

 

 

Do Doo Doo Do Doo…

 

 

 

朝咲いてなかった隣の畑のタチアオイが、帰ったら花開いていました。もうすぐ梅雨です…。それにしてもm日が長くなったものです。(午後7時)