仮タイトルは、緊張させるメロディと緩やかなメロディが交互に繰り返されるところから、取り敢えず名付けました。これは流石に歌詞が出来たら変えると思います。シンセサイザーをさわっていたら生まれました。
少し前に作った「君に揺れる」や、春に作った「うたの花」同様、短いフレーズを繰り返して構築・発展させていくデジタルな曲です。このスタイルは中々面白いものが出来るので、もう少し掘り下げてみようかと考えています。下手したら、アルバム一枚作れそうです。
これらの曲というか、サウンド・デザインのルーツは、おそらくクラフトワークとテクノポップ、それからブライアン・イーノのボーカル曲、そしてヒップホップ (ブレイクビーツ) 等々…なのではないかと、聴き返して感じます。どれも夢中になって聴いた音楽ばかりなので、必然的にこうなったのだと感じます。
そういえば、夏に作った「ぼくは幽霊」も、上記の曲とはちょっと違いますが、シンセのフレーズの繰り返しを中心にしたポップスでした。こちらは曲の構造自体はアナログ感が強く、「プレジャー・プリンシプル」までのゲイリー・ニューマンの影響を感じます。但し、曲調はまるっきり違いますが。
この「緊張・弛緩」、どのように発展していくのか、実に楽しみです。