【2019年3月21日】朗報!大量のアナログ・レコードが見つかりました! ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

先日の続き。実家に泊まった翌朝、つまり今朝の事。押入れの奥に大量のレコードを見つけたと妹に聞きました。早速見てみると、そこにはまさしく、処分したとばかり思っていた大量のアナログ盤が、段ボール箱に入ってひっそりと眠っていました。。

 

 

 

 

振り返ると、十数年前?の実家の引っ越しの際。うちの親に大量のアナログ盤を引っ越し先に持っていくか処分するかをTELで聞かれて、私は二つ返事で「あ、捨てていいよ」と言った事を覚えています。

 

 

これらのレコードは、ある一時期、私の生活のほぼ全てを占めていました。というか、生きる為の生命維持装置のようなものでした。

購入は、中高生の頃は、おこずかいを貯めて・お昼代を浮かせて。大学生の頃は、バイト代をつぎ込み・親から貰った大学の教科書代をつぎ込み (時効という事で…)。それを、こうも簡単に捨てようとした事自体、自分自身のモノに対する執着心のなさがよく分かります。

以前にこのブログでも書きましたが、昨年、本を数百冊、リサイクル・ショップに売り払いました。もしかしたら、レコードと同じく後から後悔するかもと、この記事を書いていて思いました。

 

 

捨てようと思った理由として、多分その時はレコードなんてもう聴かないだろうと安易に考えていたんだと思います。聴きたくなったら、CDで買い直せばいいやと。

しかしながら、その時から現在に至るまで、音楽は私の生活に於いて若い頃にも増して重要になっていきました (結局、趣味が高じて自分でも作り始める事に)。そして、どうやら聴き返したい曲・アーティストのCD化されていない音源が、その持っていたレコードの中に大量にある事が、だんだんと分かってきました。

 

 

 

 

これは、たまたま妹が出した手前の数枚をブログネタにしようと慌てて写メったものです。

 

上から順に、キャバレー・ボルテール「スリー・マントラズ」、同じくキャバレー・ボルテール「ザ・ヴォイス・オブ・アメリカ」、ジャパン「孤独の影」、デヴィッド・ボウイ「スケアリー・モンスターズ」、オムニバスのライヴ・アルバム「カンボジア難民救済コンサート」。ジャケットを見ただけでタイトルはすぐに思い出せました。

 

 

ランダムに手に取ったこの5枚のうち、今も手持ちのCDで聴けるのは、ジャパンとボウイの2枚だけ。キャブスの2枚はとっくの昔に廃盤。「カンボジア〜」は廃盤どころかCD化すらされていませんでした。

この確率でいくと、例えば1000枚あるとすれば、そのうちの600枚は、手持ちのCDでは聴けない音源かもしれません!!そう考えて、思わず歓喜でうち震えてしまいました (大袈裟)。

 

 

まあ実際には2/3もないかもしれませんが、若い頃買っているのは、パンク/ニュー・ウェイヴのかなりマニアックで怪しげなのが多いので、それを踏まえて、CDで聴けない音源は、半分はあるのではと推測出来ます。

因みに、先の画像の段ボールの右上の、何やらおっかない顔のジャケットは、多分ニナ・ハーゲン・バンド「ウンバハーゲン」です。調べたら、こちらもCD化されていませんでした。「アフリカン・レゲエ」という名曲が入っています。

 

 

 

うちの親は私と違い、モノを大切にする人だったので、息子が捨てていいよと言ったけども、勿体無くなってとっておいたのではないかと。今更ながら、いい両親だったなあと、あらためて感謝しました。それから、見つけてくれた妹にも。

早速アナログ盤の再生装置を購入して、実家に帰った時に少しづつ聴いていきたいなあと思っています。先ずは、最初に手に取ったキャバレー・ボルテールの2枚を、ターン・テーブルに乗せたいです。

 

 

人生の喜びが一つ増えました。