【2023年3月26日】「火の匂い」トラック完成!・:*+.\(( °ω° ))/.:+ 〜 金属音が響いています

「火の匂い」、リズムが全編ラテン・パーカッションの激しいビートが鳴っているので、乗せる楽器音も合わせて、シンセサイザーによる金属音をメインにしてみました。その金属音を生かす為に、ひとつひとつの単純なフレーズを繰り返すミニマル的なアレンジを試みました。

その結果、最近にはないダンサブルな曲になりました。元々の仮タイトル「Rio」のイメージに、より近くなりました。

 

 

金属音に関して思い出したのは、若い頃読んだ、浅田彰さんの著書「ヘルメスの音楽」です。ここで浅田さんは、音楽や絵画をポストモダンの文脈で語っていて、その中で、遠くまで響き渡る金属音についての興味深い記述があった事を憶えています。既に手元に著書はなく、うろ覚えなので、内容についての言及は避けます。

 

 

 

ところで、出来上がったトラックを聴いていて思ったのは、ここに日本語の歌がちゃんと乗るのかなあという事です。日本語 (私の歌) を乗せるには、バックにコードを鳴らす持続音 (キーボード、ギター、ストリングス…) がないと難しそうです。

 

 

という事も踏まえて明日以降歌を入れてみて、アレンジも、聴きづらいなら手直しも行おうかと考えています。と言うか、その前に歌詞を書かねば…。

 

 

 

 

有名な「構造と力」よりも、こちらの方が面白かったと記憶しています。そのうち買い直してまた読んでみたいです。