【2017年11月20日】「AC/DC」のギタリスト、マルコム・ヤングさんが死去

 

 

 

本日のニュースから。AC/DCは世界最高のハードロック・バンドです。
マルコム・ヤングさんは、ギタリストのアンガス・ヤングさんとは兄弟。2014年に病気の為バンドを脱退していたとの事。(ウィキペディアより)

 

 

 

 

私が高校生の頃で洋楽ばかり聴いていた頃。何度か触れましたが、その洋楽の中でもかなり偏向したリスナーで、ニュー・ウェイヴとか、デヴィッド・ボウイとかロキシー・ミュージックばかり聴いていました。

 

 

なので洋楽好きといっても、ハードロックやヘヴィ・メタルなど全く聴かなかった私ですが、AC/DCの音楽はFMで聴いて琴線に触れ、アルバムを友人に録音してもらって聴いていました。
当時マイケル・シェンカー・グループやレインボーを推していたヘヴィ・メタル好きの友人も、「こんなのはヘヴィ・メタルじゃない」と言いつつもAC/DCは聴いていましたし、キング・クリムゾンやジェネシスなどのプログレ好きの友人も、アルバムを持っていました。

 

 

こういう、好きなジャンルを超えて洋楽ロック・ファンに聴かれるバンドというと、他にはビートルズやレッド・ツェッペリンやストーンズとか、伝説のバンドしか思い浮かびません。
つまりAC/DCは、当時からそれら伝説のバンド並みの、ジャンルの嗜好性を超えて聴かれる普遍的な音楽を演っていたのですね。決して単なるヘヴィメタ村のヒーローではなかったのです。
でもその頃、実は日本ではそんなに売れてなく、当時はアンガス・ヤングの半ズボン姿ばかりが目立っていて、おバカなイロモノバンドのイメージがありましたが。

 

 

で、今はどうかと言えば、歴史 (とCDセールス) が、その偉大さを証明しています。
あらためまして、ご冥福をお祈りいたします。(「フォー・ゾウズ・アバウト・トゥ・ロック」を聴きながら)