【2018年10月24日】米津玄師「flamingo」は衝撃です

大ブレイクした米津玄師さんの新曲「flamingo」のPVが公開されていたので、早速閲覧しましたが、あまりに衝撃的な曲でした。リズムを聴かせるヒップホップのようなスカスカのトラックに乗る米津さんのボーカル・パフォーマンスが圧巻です。

 

 

この人については、随分前にチラッと「大昔の日本的なメロディが時折覗き、そこがすごく魅力的に聴こえます」というような事を書きましたが、今回のはチラッとどころか、後半のパフォーマンスは浪曲師の趣きすら感じます。ファンキーな浪曲師、民謡師です。

私の知る限り、こういうポップス以前の、古来からの純邦楽的な音楽性をナチュラルに感じさせる人は、本物中の本物の音楽人です。古くは山下達郎さん、矢野顕子さん。それから、エレカシの宮本さん…。

 

 

おそらくこれらの方々のように、末永く愛される楽曲を、これからもたくさん作り続けるのではないでしょうか。そして更には世界レベルでも聴かれるようになればいいなあ。そう感じた「flamingo」でした。「最近の曲はよく分からん」と仰る方にこそおススメします。