【2022年1月26日】「宇宙、その後」、歌詞が生まれて「宇宙を見つめていた頃」になりました ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆ 〜 現実のマイナスは、創作ではそのままプラスに転じます

メロディだけでなく、歌詞も時間をかけて書いていた「宇宙、その後」(仮題)。ようやく初稿が完成しました。タイトルは「宇宙を見つめていた頃」に落ち着きました。

当初から描いていたイメージ通り、「宇宙」で、完全に夜型の、お昼に眠って夜中に宇宙を見ていた少年の、その後を綴ったような歌詞になりました。歌いながら、細かいところを手直ししていきます。

 

 

その歌詞中の「私」は、決してこの歌で救われている訳ではありません。「宇宙」の少年と違い、生活している分 (自分で生計を立てているという意味です)、更に救われなさが際立っているなあというのが、ひととおり書いてから読み直しての率直な感想です。

 

 

それでも、その救われなさこそが人生なんだよなあって思います。

深夜、連日の残業から疲れて帰って、ぼーっとしてCDプレイヤーのスイッチを入れたら。操作ミスで、いきなり大音量で「スウィート・ジェーン」がスピーカーから流れ出して、思わず涙が溢れてしまって、そのまま聴き続けたり。アルバム「★」があんまり素晴らしくて、リピートし続けていたら、歌っている本人が数日後いきなり死んでしまって茫然自失してしまったり…。

天国〜地獄の反転は、誰もが日常茶飯事に体験していることです。

 

 

 

人生、いいことの方が圧倒的に少ないけど、ヒトの本能は、辛いことは忘れて・しあわせ体験は残るそうです。この曲では「救われなさ」を歌いましたが、「救われなさ」を歌うことによって、ちょっと救われた気分になりました。マイナスがそのままプラスに転ずる、こういうところが創作の醍醐味ではないかと、つくづく思いました。