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【2019年6月22日】組織が人をおかしくさせるのでは? 〜 最近の事件に思う

最近ニュースを観てると、事件というか、イザコザというか、そういうのは大体が、国家・会社・学校、そして家族の間で起きているのが、とても多いような気がします。つまり、組織が人をおかしくさせる (孤立させる・凶暴化させる…) のではないかと。(昔からかもしれませんが、私は最近気付きました。)

幼児虐待、イジメ、過労死、テロ…、いずれも、組織の「閉じた世界」での出来事です。

 

 

人間は組織の中で役割を背負わされると、もう一つの人格がフツフツと生まれるような気がします。そしてそれは決してプラスに感じられる人格ではありません。

私がロック・ミュージシャンや将棋の棋士が好きなのは、皆さんそれぞれ「個人」の顔であって、「組織人」の顔をしていないからだと思います。

 

 

組織に依存すると、余計な事 (実は大事な事) を考えずに生きていけます。それはある意味で楽な生き方でもあります。

だけども逆に言えば、組織内で余計な事を考えてしまったら、途端にその場所が窮屈に思えてくる、居心地が悪くなるという事でもあります。

 

個人である事の重要性は、今の時代最も重要な事ではないかと思うのですが。組織人として生きる前に、個人をちゃんと確立しなければいけないのでは。と私は考えるのですが。

私が日々音楽を演っているのも、日々ともすれば見失いがちになりそうな「私という個人」を、しっかりと感じる為ではないかと、ちょっと大げさですが、そう思います。

 

 

 

30年以上前に、当時アメリカで増えていた幼児虐待を歌った、スザンヌ・ベガさんの大ヒット曲「ルカ」(‘87年) のPVから。

虐待はダメだとかは一切言ってなくて、虐待される子ども目線で歌っています。今の日本人に聴いてほしい歌です。

 

 

長い歌詞の、ごく一部。

 

 

ただ、一人になってみたいかな

そしたら何も壊されることもないし

何も投げつけられることもないだろうからね

 

僕に「大丈夫?」なんて聞かないでね

「どうしてる?」なんて聞かないで

お願いだから

 

 

訳詞:ブログ「Lady Satin’s English Project」より引用

 

【2019年6月21日】オールディーズっぽい新曲生まれました!( ^ω^ )///

何気にアコギを弾いていたら、一曲生まれました。

随分以前ですが、音楽教室の課題曲で「オー・シャンゼリゼ」を歌う機会があり、その時に勝手にオリジナルのイントロを付けてオケを作りました。

そのオリジナルのイントロのフレーズから、歌メロに発展したのが、今回出来た曲です。

 

 

今回のは初めから最後までポンっと出てきたという感じで、メロディを発展させる余地がない程、完成されています。早速トラック作りを始めています。

 

 

 

ところで、その「オー・シャンゼリゼ」という曲ですが、私はてっきりフランスの歌だとばかり思っていたのですが、今調べたら、元々は「原曲は英語で書かれた楽曲『ウォータールー・ロード(Waterloo Road)』であり、イギリスのサイケデリックバンド、ジェイソン・クレストの4枚目のシングル曲として1968年に発表された。」(ウィキペディア) との事でした。

通りで、メロディがイギリスの60’s っぽい訳です。ビートルズやキンクスのいくつかの曲のようなノスタルジックな雰囲気を感じる訳です。

 

 

この曲は名曲なので、カバー・ヴァージョンも多く、日本人も歌っています。私が音楽教室でこの曲を聴かせてもらった際、知っていたのも、おそらく子どもの頃に日本の歌手が歌っていたのを聴いていたからだと思います。

 

 

 

今回の私の新曲のメロディには「オー・シャンゼリゼ」の影も形も残っていませんが、並べて聴くと、なるほどな〜と、分かってもらえるのではないかと。

「オー・シャンゼリゼ」のような、セピア色の、甘くてノスタルジックな雰囲気を少しでも出せたらいいなあと思っています。