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【2023年2月21日】「夢」完成!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

先日仮歌を入れたのですが、これでいいかなと思い、ミックスダウンを行い完成としました。最近作る曲と随分雰囲気が違います。一昔前の洋楽のようです。

 

 

それもその筈で、この曲は、DとGのツーコード、いわゆる「Ⅰ-Ⅳ進行」と呼ばれるコード進行です。Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ、のスリーコードから、更に「Ⅴ」(キーDだと、ⅤはAコード) を抜いた、超シンプルなこの進行は、一部の洋楽ロックで頻出するコード進行だからです。

 

 

このコード進行は、スリーコード進行その他定番のコード進行に必ずある「オチ」がなく、印象は明るくも暗くもなく、お天気でいえば曇り空。ダラダラと永遠に続く感じが魅力です。聴いているとずっと聴き続けたくなり、弾いているとずっと弾き続けたくなる、そんな麻薬的な魅力が、この進行に感じます。実際に時々ですが、この進行の曲ばかり集めて聴いています。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ジョイ・ディヴィジョン、ニュー・オーダー、ジーザス・アンド・メリーチェイン、キュア…。

 

 

実は自曲にも数曲ありますが、最近は意図的に避けていました。どれも同じような曲になるからです。

今回このようにコテコテのⅠ-Ⅴ進行になったのは、単なる偶然です。入院中の病室で吹き込んだメロディに退院後コードを付けたら、こうなりました。やはり若い頃から好んで聴いている進行なので、頭の奥に染みついているのでしょう。まあリハビリ的な1曲という事で。

 

 

 

 

歌詞の最終バージョンです。

 

 

【2023年2月20日】松本零士死去

 

 

 

当ブログで何度も書いていますが、少年時代、私は大の松本零士フリークでした。まだ小学生の頃、お小遣いでレコードを買うようになる前は、せっせとマンガを買っていました。その半分くらい?1/3くらい?は、松本零士さんの著書でした。

 

 

松本マンガには、大袈裟ではなく人生に於ける大切なことが全て詰まっています。その中でも、全作品に通底する無常感と、その無常感に裏打ちされたロマンティシズムは、松本マンガならではの世界です。

残念ながら、手元には既に一冊も残っていませんが、目を閉じて思い出すと数々のシーンが浮かびます。

 

 

訃報を知って正直、悲しい気持ちよりも、ああ星に還られたんだという安堵感に近い感情が湧きました。手塚治虫さんの著書同様、永遠に読み継がれるべき漫画家です。謹んでお悔やみ申し上げます。