【2018年2月1日】歌が繋がるとき

以前このブログで紹介した、歌手志望でレコード会社のオーディションも何度か受けた事があるKjさんに、私の曲「桜」を歌っていただくことになりました。
「桜」は、知人のご結婚のお祝いにサプライズでプレゼントした曲で、その方は披露宴や二次会などでも途中で流したという、思い出深い曲です。
私の曲では珍しく、スローテンポの歌い上げるバラードで、後から聴くともっと上手く歌えるような気がして、アルバムには入れませんでした。

 

 

他人の為に歌ったその曲が、縁があってまた別の方が歌うことになり、とても感慨深く思います。こうして自分の予期せぬところで、人は横に繋がっていくんだなと思いました。

 

 

久しぶりに、自曲の「桜」を聴きながら、重い雪が被った桜の木々も、雪の下ではもう既に花を咲かす準備をしていることを想いました。
桜の花が長い冬の間に生命を蓄えて、暖かくなったら一気にパーっと咲くように、いろんな試行錯誤や努力の積み重ねがあって、曲も出来上がるものだという気がします。

 

 
kjさんとお会いしてお話しをした際、「歌手になりたいと家族に言っても、何馬鹿なこと言っとると、相手にしてくれない」と仰っていました。
他人(こういう場面だと親兄弟は他人です)からしてみたら馬鹿なことでも、自分にとって大切なことだと思ったら、続けているときっと何かいい事ありますよと、kjさんに言いながらも、自分にも言ってるような気がしました。

 

 

私の中での大切なことというのは、やっていて楽しいことです。楽しいからこそ続けることが出来ますし、続けばもっと楽しくなります。このブログも更新するのが楽しみなので続いています。
という訳で、「桜」のバックトラック作り、楽しみながらもがんばりたいと思います。

 

 

 

 

去年の桜です。今年も楽しみ。