【2017年6月4日】くるりの3拍子系

アコギを弾いていたら、新しいメロディが生まれました。リズムは8/6拍子と、得意?の3拍子系です。この手のリズムの曲は、実はアルバム収録曲以外でも数曲あります。自分的にはいろんなメロディがつながりやすいリズムです。ギターやキーボードも楽しく弾けます。

 

 

ポップ・ミュージック的には、3拍子系のリズムは時々しかお目にかかれません。完全に傍流のリズムで、あるアーティストの全キャリア中、1曲でも入っていれば儲けものという感じです。
ロックンロールやレゲエ、4つ打ちのEDMなど、10曲位続いても普通に聴けますが、逆に3拍子系が数曲続くと、かなり聴きづらくなる気がします。バラードと同じで、たまに聴くからいいのかもしれません。変拍子の曲もそうです。人の身体は、適度な速さの偶数リズムに正しく反応するのかもしれません。
ヒマがあったら、人体実験がてら、変拍子の曲を繋げて聴いてみたいと思います。考えただけで、身体というか神経に悪そうですが。(笑)

 

 

くるりというバンドがあります。私の知ってる限りだと、洋・邦問わず、3拍子系の曲がそこそこ充実しているのは、このバンドぐらいです。そしてこのリズムで良い曲も多く、アルバムが出るたび楽しみにしています。

 

 

メジャーデビューのアルバムも、1曲目、2曲目と、いきなり3拍子・8/6拍子、の曲ではじまっています。くるりの岸田氏も、きっとこのリズムが好きなのだと、勝手に思っています。
かなり前の、雑誌「ロッキング・オン・JAPAN」に、岸田氏が3拍子系リズムについて言及していた原稿が載っていたと記憶していますが、立読み・流し読みの為か、内容は全く思い出せません。憶えている方がいたら教えていただきたいです。

 

 

 

 

前述のくるりのデビュー・アルバム「さよならストレンジャー」、今調べたら、発売は何と!1999年なんですね。つい最近のような気がします。画像は、そのアルバムの2曲目「虹」を、フジロックのステージで演るくるり。とは言っても、ステージが見えませんが。多分10年以上前だと思いますが、こちらもつい最近の出来事のようです。

 
この曲の言葉とサウンドと、大自然とがジャスト・フィットしていて、鳥肌が立ちました。歌詞は、ある意味かなり怖いので、霊感のある方は要注意です。
「虹」は、くるりの数ある3拍子系の曲の中でも、3本指に入る程大好きな曲です。カラオケでもよく歌いました。