【2017年6月6日】好きな事に打ち込むこと

毎日音楽について、飽きる事なくいろいろ書き連ねていますが、一般的に、人々はどんな感じで音楽に接しているんでしょうか。

以前Yahoo!ニュースで、そのような事に関するアンケートが載っていたのを読んだ事をふと思い出し、ブログネタにと思い調べてみたところ、簡単に見つかりました。

 

「音楽は生活の一部、欠かせない」が7割


ヤフーとインテージの共同調査によれば、7割の人が「音楽を聴くことは生活の一部として欠かせない」と考えていることがわかった。また、普段音楽にもっとも接していない年代は、働き盛りの30代ということになりそうだ。

 

という記事でした。アンケートは、「Yahoo!リサーチ・モニター」の1741人(男性852人、女性889人)を対象に実施したもの。以下、いくつかのアンケートのうち、その中の音楽に接する年代についてのコピペ。

 

 「音楽に接する1日当たりの時間」をたずねたところ、10代の57.4%が「1時間以上」と答えているのに対し、20代以上で1時間以上聴いている人の割合は半数に至らない。特に、30代で1時間以上と答えたのは33.6%と、この年代がもっとも音楽に接する時間が少ない傾向を見せた。

 
興味のある方は、太字のタイトルで検索してみて下さい。

 

 

この結果を丸々信じるのも何ですが、なんとなく当たっている気はします。30代といえば、社会人の方だと働き盛り、フリーターやニートの方だと、そろそろちゃんと働こうかなと現実を考える年頃。最近はそう考えない方も多いかもしれませんが。

 

その時期の自分の事を思い出してみると、私の場合、就いていた仕事がほんとに忙しい時期で、1日の生活のうち働いている時間がほとんどで、音楽は、休日に聴き溜め?していました。それでも、上記アンケートに沿うと、睡眠時間を削ってでも、毎日数時間聴いていたので、やっぱり好きだったんだなあと思います。

さて、上記記事の「音楽」を、それぞれの好きな事 (「ゴルフ」でも「ゲーム」でも「バイク」でも、何でもいいです) に当てはめてみて下さい。

 

多分この音楽アンケートと同様、働き盛りに好きな事に接する時間が減って、仕事や家庭が落ち着いた50代、人によっては40代とか、あるいは60代から、思い出したようにまた自分の好きな事 (=自分の世界) に接する時間が増える方が、それなりにいらっしゃるのではないでしょうか。

私がまさにそうなので、想像で書いている訳ではありません。

 

私の身近の同年代で、「釣り」にハマっている方がいらっしゃいます。年に一度位ですが、お酒を呑みにいった時など、その方は釣りの話しかしません。しかも、会う度に段々エスカレートしています (笑)。お酒を呑みながら釣りの話をしている時の当人は、ほんとにしあわせそうです。「家族も呆れててね〜」と言いながらも、その話を聞いているうちに、その家族もしあわせそうに思えてくるから不思議です。

思うに、賃労働でなくても、心の底から好きな事というのは、人は一生懸命やってしまうものなのですね。

 

そして、もしそういう何かが心にある方は、人に迷惑さえかけなかったら (これが大前提!) 、一生懸命に、その事に打ち込んでいただきたいと思います。他人がどう思おうが、気にしてはいけません。それが少しでも人の為になっていれば、更に良しです。まあ役に立ってなくても、どうって事はありませんが。

 

それが、収入や地位・名誉や、時には健康状態など全く関係なく、「その人なりにしあわせに生きている」(月並みな言葉で言うと「生を全うする」) という事なのかなあと、この歳になってしみじみ思います。

 

(今回のブログ、当初はアンケートから音楽について言及しようと考えていましたが、見事に脱線して、気がつくとテーマが「好きな事に打ち込むこと」になってしまいました。まあ私個人のブログなので。読み返してみて、これはこれでいいかなと思ったのでアップしました。本編は次回に。)

 

 

その激動の30代の前半に、ボーナス+貯金の、数十万円をつぎ込んで購入した、マーティンのアコースティック・ギター。楽器屋で試し弾きした時にあまりに良い音だったので、どうしても欲しくなり無理して買ったギターです。まだ弾いています。ボディの傷や汚れに、経った年月を感じます。画像を大きくして見て下さい。よくわかります。

当時は20年以上も使い続けるなど、もちろん思ってもみませんでした。