いつ頃から作り始めたのか気になってブログを遡って調べたら、5月5日に基本の曲想が生まれていました。つまり2週間近く、この曲に関わっていた訳です。しかもGW中は時間もたっぷり使っています。こんなに時間をかけて作ったのは久しぶりです。
時間をかけたとは言え、出来がいいかどうかは別の話です。どちらかと言えば、良くも悪くも首をかしげたくなる曲かもしれません。かなり変な感じに聴こえる曲になりました。
時間がかかった理由は、ちょっとした実験をしてみたからです。
ポップ・ソングは普通、テンポはほぼ一定に保たれています。普通と書いたのは、時々そうではない曲があるからです。サビでゆったりと聴かせたり、イントロは遅いけど歌が始まると急に速くなったり。
ところがこの曲「霧の街」は、テンポが不定で、つっかえながら進みます。これは歌詞の「立ち止まりまた進み 行き止まりまた戻り」から着想を得ました。
この不定のテンポ・リズムというのが実はPCソフトで作るには向いてなく、手作業及び確認作業が多くなり、だからこんなに時間がかかったという訳です。
とは言え、新しいスタイルにチャレンジ出来たので、自分的には満足しています。これが自己満足に終わらないように、そのうちこの曲のリズム・ビートを応用して、もっとポップな曲にも挑戦してみようかと思います。
本文とは全く関係ありません。薔薇が綺麗な季節になったなあと。