【2018年2月19日】ドラゴンアッシュ、20周年でした!

 

 

 

多分日本で初めて大ブレイクしたミクスチャー・ロック・バンド、ドラゴンアッシュ、20周年だったそう。このニュースで知りました。

 

 

私がこのバンドの音を初めて聴いた、18〜19年前の当時の衝撃は大きく、ついに日本人もここまで来たのか!という感じでした。
ドラゴンアッシュが当時括られていたカテゴリーのミクスチャー・ロックというのは、ざっくり言うとロック・バンドがヒップホップやファンクなどを演るというスタイルです。当時は洋楽でもレッチリやフィッシュボーンなどが日本でも人気がありました。

 

 

このドラゴンアッシュ、とにかくナチュラル感が凄く、普通に好きな音楽を普通に演ったらこうなりました感に溢れていました。それで、レッチリなどの洋楽と並べて聴いても遜色ないクオリティで、なおかつ日本人の琴線に触れる叙情溢れる曲も多い。自然に演ってこのレベル、まさに積んでいるエンジンが違うという感じがしました。
曲を作ってギターを弾いて歌ってラップする、当時まだ10代の降谷建志は、もしかしたら天才なんじゃないかと、当時は思っていました。(マジで)

 

 

と思っていたらそのすぐ後、中村一義、宇多田ヒカル、七尾旅人、くるり、…  凄い連中が次々とデビューしてきて、世紀末〜新世紀のこの時期は、J-ポップ、ロックの地殻変動時期だったのかという気がします。今どきの若いモンはすごいなーと (笑)、只々感心してました。まだ30代でしたが。

 

 

当時私は、2nd.アルバム「Buzz Songs」(’98) から 遡って聴いていました。そして気が付いたら、いつの間にやらドラゴンアッシュは大ブレイクしていました。私と同じように感じていた方は多数いたのだと思います。
私が聴かなくなったのは、バンドのビートがヒップホップやパンクから離れ、ラテン系+ドラムンベースにシフトした辺りからです。

 

 

このニュースを読んでから、無性にドラゴンアッシュを聴きたくなり、PC内やCDを探して、しばしその世界に浸りました。
今聴くと、当時先鋭的だったビートやトラックよりも、kjのメロディや歌詞・ライムの、エモーショナルな叙情性が際立って聴こえます。
思えば当時好きだった曲「陽はまたのぼりくりかえす」「アンダー・エイジズ・ソング」「百合の花咲く場所」「モロウ」などなど、殆どはそんな曲たちでした。「陽はまたのぼり〜」はカラオケでもしょっ中歌っていました。

 

 

10代で脚光を浴びた才能あるアーティストは、ともすれば波乱万丈のキャリアになるのですが、ドラゴンアッシュの歩みを曲を聴きながらネットで追っていると、今も多くのファンに支えられて順調に活動されているのがよく分かります。
エレカシもゆずもそうですが、ドラゴンアッシュも、聴かなくなってごめんなさいという感じです。。

 

 

 

 
休日で、雪掻きもしなくてよく久しぶりにゆっくり出来たので、暇に任せて家にあったドラゴンアッシュのCDを集めてみました。
一番よく聴いた「Buzz Songs」が見当たりませんでした。1st.と一緒に人に貸して戻ってきてない気がします。シングル「モロウ」が二枚あるのは、貸して戻ってこなかったので再度購入したら、後から戻ってきたからです。いろいろと思い出すことも多いです。
あと、「ハーヴェスト」(’03) や、シングル盤「ライフ・ゴーズ・オン」「ファンタジスタ」(共に’02年) もどこかに眠っている筈。
これを機にまとめてちゃんと保管しておきます。

 

 

ジャケットがちゃんとあったのは、中央の「リオ・デ・エモシオン」(’05年) のみ。ラテンに振れているアルバムです。大事にしていたのではなく、あまり聴いてないのでそのまま残っていました。これ以降のアルバムは未聴です。
その「リオ・デ・エモシオン」、今聴き返したのですが、凄く良くて驚きました。しばらくリピートしそうです。