【2021年9月10日】「Wonderful days」POP・ヴァージョン制作中

「Wonderful days」、ホーン・セクションやピアノやコーラスを大きくフィーチャーした、派手で明るい「POP・ヴァージョン」を制作しています。

 

 

元々ごく個人的な独り言を歌っているような歌詞なので、バック・トラックはシンプルにしたのですが、最近作る曲では珍しくメロディやリズムが明るく弾けているので、これはポップなアレンジも試みようと考えた訳です。

 

 

とは言え、音を派手にしたら必ずしも良くなるとは限りません。

プリンスさんの’80年代の楽曲など、骨と皮だけのスカスカのトラックが多いのですが、没後発見された、それら楽曲のホーン・セクションなどが入った派手な?ヴァージョンと聞き比べてみると、「ドロシー・パーカーのバラード」をはじめ、明らかにその派手なヴァージョンが蛇足に聴こえる曲が多いです。(だからそれらは没になったのでしょう)

元々の楽曲の骨格がしっかり立っているから、過剰なアレンジが必要ないのでしょう。

 

 

私のこの曲、’90年代の渋谷系のバンド、スパイラル・ライフのスマッシュ・ヒットで、彼らの曲の中では一番好きな「20th センチュリー・フライト」を参考にして、イントロの組み立てとホーン・セクションを挿入しています。コーラスも同曲のように多用してみました。まだ制作途中です。上手くいけばいいのですが。

 

 

 

 

 

スパイラル・ライフはフリッパーズ・ギターと同じく二人組。フリッパーズからシニカルさと毒気を抜いてポップ成分を更に加えたような音楽性でした。このMVもフリッパーズっぽいですね。私は結構好きで、当時よく聴いていました。