「ユメヒトヨ」、練習してたら意外とすぐに歌えるようになったので、早速レコーディングしました。キーは原曲よりも二つ上げました。
それで今回は、歌をそれなりに歌えるようになる為の、ささやかなアドバイス。(私も決して上手くはないので、偉そうなことは言えませんが)
この曲で難しいのは、オクターブに上下するメロディを歌う、地声と裏声のコントロールです。経験上ですが、この両方の声のコントロールが上手く出来るようになると、それなりに聴こえるものです。
音程をキープ出来るようになったら、次は表裏のコントロールに気を付けてみればよいかと思います。
とは言っても、それは人それぞれでもあります。私は地声が弱く裏声と地声の声質が似ているので、そうやって適当に混ぜて歌うとメリハリが上手くつくので、聴きやすくなるのかもしれません。逆に、地声がしっかりと立っている人は、裏表気にせずに伸びやかに歌う事を心掛けた方が良いように思います。
と書いていて、思い出した本があります。「倍音」という、尺八奏者である中村明一さんが書いた、音に関する本です。以前のブログ記事でも紹介しています。
こちらをクリックで読めます。⤵︎
倍音の説明に関しては、長くなるので省きます。それで、この本の中で、ボーカリストを倍音別に表示した表がありました。こちらです。(画像は、WEBサイト「松岡正剛の千夜一冊」より)
この表で自分の歌声がどこに位置しているかを考えると、中央の下の方の、「スガシカオ」や「ビートたけし」位に位置していると感じます。この表には出ていませんが、スピッツの草野マサムネさんもこの辺ではないかと。
ボイトレとか歌の練習ももちろん大事ですが、先ずは自分の声質を把握して、似たような声質の歌手の歌を練習して歌った方が、割と簡単に歌えますし、聴いている人に伝わりやすいのではないかと思います。
自分の歌声を聞くのは、最初は恥ずかしいものですが、ぜひおススメします。