こないだから手掛けていた「虹のメロディ」、トラックが出来ました。
この曲は、良くも悪くも、去年の年末に作った「人生最後の日」と正反対です。
メロディは転調を繰り返してどんどん展開していくし、そんなメロディに合わせて、リズムもテンポも途中で変えてみました。大仰なストリングスも入れてみました。一聴して、一昔前のポップスのようなダサさが滲み出ています。ブレイクビーツ+ラップ調のボーカルの「人生〜」と大違いです。
あと、歌詞もそうです。
時事的で、散文的で、「山側環状」や「兼六園」など地名も入った「人生〜」と違い、「虹のメロディ」では、ごく普通の言葉しか使っていません。
「人生〜」は、数人の知人や外国の見知らぬ方にすごく褒められた曲なのですが、その方々がこの「虹のメロディ」を聴いたらどう思うんでしょうか?
両方共自分の心の分身です。というか、この曲の素朴でダサい雰囲気の方が、私らしい気もします (笑)。
いろんな意味で、完成が楽しみです。