歌詞に続いてトラック制作もサクサクと進み、完成間近です。脳内イメージが鮮明な曲は迷わず進めていくので速いのでしょう。
それで、ある程度まで進んで、はたと手が止まりました。
当初はトラップのビートで作り始めたのですが、歌メロをエレピ音で入れると、トラップよりもレゲエ・ビートの方が合うような気がしてきました。この曲のメロディが、’70年代のルーツ・レゲエっぽいからです。
結局2パターンのリズム・トラックを作って聴き比べた挙げ句、レゲエ・ビートの方にしました。
こうして迷うくらいなので、レゲエとトラップのリズムは結構近いものがあります。ちなみにアメリカでヒットしているトラップ曲をレゲエにアレンジすると、大体が違和感なく聴けます。
それもその筈で、調べたら、トラップの生まれ故郷は、アメリカ南部のジョージ州アトランタ。すぐ下にフロリダ半島があり、更にそのまたすぐ下には、レゲエ生誕の地であるジャマイカがあります。どおりで、ノリが似ている訳です。
トラップを電子音ではなく生楽器で演奏して、ギターやキーボードでオフビートを鳴らすと、そのままルーツ・レゲエになりそうです。
私自身、オフビートに耳を委ねる快感を知ったのは、レゲエやダブを聴いてからです。オフビートの気持ち良さには、建築的で論理的な西洋の音楽にはない、音楽の根源的なマジックを感じます。
感じれるという事は、作れる、に繋がるのではと思っています。がんばらねば。
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