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【2017年12月27日】心境の変化?状況の変化?〜 ライブ離れの年でした

TVや雑誌などのマスメディアに接しなくなって久しく、すっかり音楽マーケット情報に疎くなってしまっています。年末なので好きなアーティストのアルバムでも発売されていないかなあと思い、ロッキング・オン社の音楽情報サイトを久しぶりに閲覧したところ、自社の年末のフェス情報ががっつりと載っていました。

 

 

自分自身の音楽制作を始めてからは、フェスやライブにも、パッタリと足が遠のいてしまいました。フェスは一昨年夏のフジロックとサマソニを最後に、洋楽アーティスト単独ライブだと、約3年前のポール・ウェラーさんが最後です。どうしてなんでしょうかね〜?

 

 

ブログネタにと思い、考えてみたところ、興味の対象が他人の音楽から自分の音楽に移った事、好んで聴く音楽のメインが、ロックやポップスからエレクトロニカやヒップホップ・R&Bに変わっていった事、この2点が大きいかなと思います。

 

 

 

そういえば、ロックやポップスというのは、マスメディア的表現ですよね。TVや雑誌のようなマスメディアは、その評価基準は視聴率や販売部数です。つまり、より多くのマス (大衆) に支持されたかどうか、がとても重要になります。

 

 

過去には「売れたもの勝ち」的に、NO.1ヒットやたくさん売れたアルバム程「名盤」の冠を与えられてきましたが、今は、演る側も聴く側も、そんな事思う人は少ないんじゃないかなと思います。ヒットチャートを追いかけるより、好きなジャンルなり好きな傾向の音をitunesやネットで深く掘り下げていく、そんな聴き方が、今時の音楽ファンなんじゃないかなと。
私のアルバムもそうですが、僅か数百枚しかリリースされていないアルバムでも、ちゃんと情報が供給されている訳ですから。一人一人が発信者たり得る音楽業界こそ、かの「ロングテールの法則」がそのまま当てはまります。

 

 

なので、そんな理由で数十年前に比べてビッグ・ヒットが出にくくなっているんですが、これは極めて健康な現象かなと思います。
単一指向性的なポップスやロックのアーティストの売上の減少と、TVや雑誌、そして新聞の衰退は、同じような印象を受けます。

 

 

 

そう考えると、多様化した音楽をリアルタイムでいっぺんにいろいろ体験できてしまうロックフェスというライブ形態は、今が成熟期なのかもしれません。10年後のフェスの最前線は、間違いなく今の形態と変わっているのではと思います。

 

 

 

 

そんな中でも、曲も王道、ルックスも王道、アーティスト・イメージも、古典的なスターそのもの。王道を歩んで多くのファンからリスペクトされている、テイラー・スウィフトさん。
今年の曲「ルック・ホワット・ユー・ メイド・ミー・ドゥ」のPVから。

 

【2017年12月26日】「焚き火」制作日誌です 〜 その④ 歌を入れてみました

全面的に書き直した歌詞も完成、とりあえず歌を入れてみました。この歌は、アコギも使わないし、大声で歌わなくてもいいので、上手く録れればそれで完成です。
何度か歌ってみて、CDに落としました。いつものように車中で練習をした後、ちゃんとレコーディングをします。
今年も残すところあと数日。別に〆切はありませんが、今年中に完成すればよいのにと思います。

 

 
ところで随分昔になりますが、会社で社員研修に行かせて頂いた際に教わって、なるほどと思った事があります。たしか内容はマネージメントについてだったと思いますが、目的を達成する為・仕事をスムーズに行う為には、どんなに小さくてもいいから目標を設定して、それに対する〆切を設定するのが望ましい、という事です。多分出処はドラッガーのマネージメント理論、もしくは、フランクリン・コヴィーの7つの習慣ではなかったかと思います。
そして更に、その目標と〆切を可視化 (第3者が分かるように) すると、それはほぼ達成される、と説かれていたような気がします。まあ物事全てそんな上手くいけばいいのですが、全てはその人のやる気次第です。

 

 

音楽制作も同様のような気がします。曲だって、書こう!と決めたから書けるようになったんだと、実感として思います。決めたら、その質はともかくとして、何とか出来るものです。
そして、アルバムのリリース日が決まったから、それに向けて、何とか完成までこぎつけられたのだと思います。
そういえばこのブログも、毎日書く事があるから書いているというより、毎日書く、と決めたから、自然と書く内容が生じてきて書けるという感じです。今日はネタがないな〜と思っていても、タブレットのキーボードを叩いていると、内容が自然と生まれてきます。

 
今年途中からあまり曲を作れなかったのも、アルバム制作という目標や、その〆切もなかったのが大きいのではないかという気がしています。天才ならば、その衝動の赴くままに次々と作品を生み出せるのですが、私は普通の人なので。

 

 

 

という訳で、せっかくこうしてブログを更新しているので、来年度は是非、立てた目標と、設定した〆切をブログで公開 (可視化) して、音楽制作やライブに取り組みたいと思います。
何となく年末らしい話になりました。(笑)

 

 

と書いてきて、「焚火」も〆切を設けないと、終わらないような気がしてきました。良く言えば斬新、普通に言うと変な曲なので、入れようと思えばいくらでも手が入ります。
とりあえず「焚火」は、今年中には必ず歌入れを終わらせます!

 

 

 

 

 

 

その時の研修で「目標達成シート」というのを書かされました。「書かされ」「やらされ」なので、その時書いた事は、当然のように何にも行なっていません。
同じようなパターンのシートを、あの大谷選手が使っていたとTVで見た時、その書き込み度に感心しました。それがこのシートです。YouTubeに上がっていました。左上は、驚いているキャスターの女性。

ちなみにこの図、小さな四角には、更に周りに四角が付いて、と、考えれば考えるだけ深く、具体的になっていく仕組みです。

 

 

普通は自分ではどうにも出来ないとされる「運」すらも、何とかコントロールしようとシートに書き込んでいるのが、大谷選手らしい凄さです。