月別アーカイブ: 2018年3月

【2018年3月27日】夢のような光景

先日は富山県の実家に帰りました。今朝、金沢に戻る前に、天気が良かったので、久しぶりに日本海を見ようと近くの海岸に立ち寄ったところ、海岸のコンクリートに腰かけてくつろいでいらっしゃる、外人の観光客?の老カップルを見かけました。

 

 

お二人とも、晴れているとは言え肌寒いのに半袖のTシャツ姿で、男性の方は時折小さなギターを爪引きながら、楽しげに語っていらっしゃいました。
繊細なギターの音色が景色に溶け込み、まるで映画のワンシーンを観ているようでした。

 
しばらく遠めで見聴きしながら、これは是非シャッターにおさめておきたい光景だとふと思い、声をかけて撮らしてもらおうと思いました。
しかし残念ながらタブレットもスマホも持ってなく、急いで遠くに停めた車に戻ってタブレットを手にして、戻ってみると、既にいらっしゃいませんでした。
一気に日常の空気に引き戻された気がしました。夢を見ていたのではないかと思った程です。

 

 

朝からすごくいい光景を目の当たりにして、今日はよい一日になりそうです。

 

 

 

 
せっかくタブレットを持ってきたのでと思い、波ひとつなく澄んだ海を撮りました。海底が透けてみえます。こんなにきれいな海を見たのは、いつ以来でしょうか。

 

【2018年3月26日】「西暦2018年 ニューヨークの落書き」制作日誌 〜 その⑦ バックトラックのレコーディング終了!

という訳で「西暦2018年、ニューヨークの落書き」のオケが上がりました。バンザーイ!という感じです。この曲は、歌詞もメロディもアレンジも考えるところが多く、最近作った曲の中では結構な時間がかかりました。

 

 

最近作る曲に関しては、忘備録を兼ねて当ブログで制作日誌をアップしています。いつから作り始めたのか調べたところ、2月の中旬まで遡りました。1ヶ月以上かかっています。

 

 

2月15日、Yahoo!ニュース、デジタル新聞の記事に、ニューヨークでビルの落書きを塗りつぶしたビル所有者に、7億円の賠償命令が下った記事が載っていました。少なからず考えさせられた記事で、ブログ本文では収まらずに、歌になった次第です。もし興味をお持ちになられたら「芸術は日常生活にそっと入り込む」 (←こちらをクリック) をご覧ください。その元記事も貼りつけてあります。

 

 

そのブログ記事では、芸術活動は生活に根付いた営みであり、決して贅沢品などではないということを、稚拙な言葉ではありますが、何とか書いてみました。そして書いてみて、なるほどと、他人が書いた文章を読んだ時のように納得しました。ブログを書いていると時々こんなことがあります。

 

 

そんな経緯があり、いつもより力を込めて作ったので、時間がかかったのかもしれません。
8分超えの長い曲でしたが、手を加えて6分ちょっとにまで絞りました。それでも十分長いですが。

 

 

 

ニューヨークで落書きに勤む人。

 

 

ラスコー洞窟の壁画。アルタミラ洞窟の壁画と並ぶ、人類がまだ文字を持っていなかった先史時代の美術作品。