まだタイトルと走り書き程度なので、公開はもうちょっと後になります。
「ひみつの言葉」は、何かの記事の中で目についた言葉。その記事の内容は忘れてしまいましたが、この言葉だけが頭に残りました。
こうして新しい曲が生まれたということは、今作っている「2018年、ニューヨークの落書き」の制作が終わりに近づいているという証です。(並行して同時に数曲は何故か作れないので)
自分で作っておきながら、どうやって生まれたのか、どこで終わるのかが、全く分かりません。歌は人の命のようです。
「ひみつの言葉」という語感からは、二人だけの世界、的な、恋愛の言葉が浮かぶと思いますが、私のはそうではありません。
一口に言葉といっても、そこには様々な種類があります。伝達や説明、社交辞令や挨拶、感情の赴くままに発する暴言、などなど。そして今の時代、そんな言葉たちはネット上で空気のように飛び交っています。歌を書き始めて、ブログを書き始めて思うのは、自分にとって本当に大切な言葉というのは、そのうちのごく僅かしかないんじゃないかということです。
私の琴線に触れる言葉は、その言葉の意味というか内容は、実はそれほど重要ではありません。何が重要かというと、心の底から絞り出した本当の言葉なのかどうなのか、という点です。
今回のは、そんな複雑なことを歌った歌です。どんな曲に完成するのか、自分でも楽しみです。
ちなみに、「秘密」ではなく「ひみつ」と平仮名なのは、同じタイトルの曲がないかと検索したところ、漢字表記で同じ歌があったからです。他意はありません。気になってyoutubeで聴いてみたら、予想通り恋愛の歌でした。
画像は「おはよう こんにちは」(’88年) を歌う前に、お客さんに毒づくエレファントカシマシの宮本さん。私はこのシーンが好きで、前にエレファントカシマシのことを書いた時も、この画像をアップしました。
今回のを書いた後、画像を決める際にすぐにうかんだのがこれです。「おはよう こんにちは」という言葉は、「秘密の言葉」と対極の「日常の挨拶言葉」です。とてもユニークな歌詞の、ロックな一曲です。