毎日の暑さの中、大切な人に暑中お見舞いを出そうと、ふと思いました。
恥ずかしながら、私は大人になってからは年賀状すら出した事がないので (昔、会社の上司から来た年賀状に返信せず、出社してから、私は年賀状出さない事にしてるんでスミマセンと、謝ったことがあります) 暑中お見舞いなど、出すどころか、考えた事すらありませんでした。一体どういう風の吹きまわしでしょうか。自分でもよく分かりません。
そして出すなら、自分の歌を聴いてもらいたいと思いました。暑中お見舞いを出そうと思った先は、当然、自分の歌を聴いてもらえそうな方々で、ほんの数人です。
曲数は、あまり多くても失礼ですし、かといって1曲だけではちょっと寂しいかなと思い、3曲に決めました。
その3曲ですが、結局、「八月に降る雨」「ひみつの言葉」「ネット」と、最近作ったばかりの曲に落ち着きました。私の近況 (というか最近の心の状態) を伝えるのに、ちょうど良いかなと思ったからです。特に「八月〜」は、今から夏の終わりに向けてが聴きごろの歌です。
この選曲と、曲順、そして送り先などを決めるのに、それだけで、あれやこれやと数時間費やしました。
世の中の人々が、年末の忙しい中時間を割いて年賀状を書く、その気持ちが、ほんの少しだけ分かったような気がしました。ちょっと大人になった気分です。(50歳もとっくに過ぎていますが…)
便箋を選ぶのにも、数10分かかりました。結局、好きな宇宙の柄になりました。