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【2019年1月25日】ブログ記事の整頓を行っていて思ったことあれこれ 〜 プラスに考えるとプラスに転じます

ブログのアーカイブの見直しの為に、過去記事を読んでいたのですが、ちょうど去年の今頃、大雪が降り積もっています。ブログ文よりも画像を見て記憶が蘇ってきました。仕事も休みになり、スーパーやコンビニ食材も少なくなっていて、当然車にも乗れず、非常事態とはまさにあのような出来事を言うのでしょう。

私を含めて人は愚かな生物なので、何が起こっても「忘れて」しまいます。まあ忘れることが出来るからこそ、日々普通に生きていけるんだと思います。

 

 

そんな忘却の繰り返しの日々で、忘れたくないのが「よかったこと」です。

自分の過去記事を読み直していて感じたのは、そんな「よかったこと」(曲が生まれたり、何かに感動したり、他者との出会いであったり…) ばかりが書いてあることです。ほんとに些細なことばかりなのですが。そしてそれを読むと、その日あったことが少なからず蘇ってきます。

 

 

 

ブログ開始時、自分内ルールを数点設けたのですが、その中で自分内で一番重要だったのは「プラスに感じた事を書く」です。このルールは、マイナスの事象を扱ってもプラスになるように考える訓練にもなりました。

 

 

とまあ、そうは思っていても、人は時として無自覚に人を差別したり貶めたりします。私の記事も、知らず知らずのうちにそうなっている可能性はあります。言葉を発する人誰もがそんな可能性があるので、つまりは「どこまで許せるか」という、それを読むその人その人の人格の問題にもなってくるのではないかと思います。

 

 

先日のテニスの大坂選手のアニメ顔の白黒問題にしても、あのアニメ制作スタッフには悪気は全然なかったと思います。そして周りがとやかく言う問題でもありません。あれが本人が許さない人だったらどうなっていたのでしょうか?「許す」心は大事だなあと、大坂さんのコメントを読んで感じました。

 

 

 

前年の大雪時に書いた記事です。(↓ クリックで読めます)

 

非常事態は時として、人と人との距離を縮める

 

 

(2018 2/8)

 

 

日々ブログを書いていなかったら、大雪を前にしてただあたふたしてしまい、こんな事考えもしなかったと思います。

 

 

もしかしたらこれから大雪になるかもしれませんし、災害に限らず、いろんなことが自分の身に降りかかってくると思います。そんな時こそ「いいこと」を思い出して、いいように捉えて、何とか乗りきれるように、些細なプラスにして書き留めておきたい、そう思います。

 

 

 

【2019年1月23日】七尾旅人「STRAY DOGS」聴きました

一週間程前に、近くのファミマで七尾旅人さんの新曲「きみはうつくしい」がかかって、ニュー・アルバムの紹介がされていました。インディーズのアーティストがファミマで紹介されてる事に、ちょっとビックリ。アルバムは昨年末にリリースされていました。先日のオフ日に、久しぶりにタワレコに行って購入してきました。

 

 

インターネットは、こちらから求める情報に関してはいくらでも深く掘れるのですが、求めないと全く教えてくれません。私もそんなネット病に罹りつつあるようです。気をつけねば。。(だから情報メディアに関しては、yahoo!ニュースやデジタル新聞よりも、今はまだペーパー新聞の方が健全で優秀だと思えます)

 

 

それでこのアルバム「STRAY DOGS」、実に聴きやすいアルバムです。ファンでない人が聴いても普通に聴けます。(ファミマでかかっている位なので)

前の音楽アルバム「リトルメロディ」も、七尾さんのアルバムとしては、メロディアスで聴き心地がよかったのですが、今回のは更にポップな音です。

 

 

 

このアルバムは、自身のデビュー20周年を意識して制作されたようです。デビュー・アルバム「雨に撃たえば…! disc 2」から、もう20年も経っているんですね。

そのデビュー・アルバムは、メジャーのレコード会社からリリースされたとはとても思えないカオスなアルバムでしたが、私はこの頃、この人と中村一義さんと神森徹也さん (まだ活動してるのかな?) を合わせて「宅録三羽ガラス」と勝手に命名して愛聴していました。三人とも年若くして一人で音を制作してのデビューです。それぞれが超個性的な音楽性でした。

 

 

この三人の中でも、七尾旅人さんの音楽性は一番混沌としていたのですが、アルバムを時系列に沿って聴いていくと、その混沌とした音楽性が時が経つにつれて段々とポップに開けていくのがよく分かります。決してシーンに迎合しているという訳ではありません。相変わらず濃いままですが。

 

 

変な例えですが、誕生時、マグマとかがドロドロとして混沌とした状態だった地球が、長い時を経て海と陸地に分かれて、原始生物が誕生して、植物や動物が生まれて、やがて命に満ち溢れた緑の惑星に成長する、そんな過程と似ているなあと。

今作はまだ数回しか聴いていないのですが、そんな事を感じました。それは、音楽的成熟、とは意味合いがちょっと違います。七尾旅人さんを聴き続けてきた人なら、この感じ、分かると思いますが、いかがなものでしょうか。

 

 

5曲目に「DAVID BOWIE ON THE MOON」。デヴィッド・ボウイさんの亡くなった日に作った曲との事です。この曲を聴いて、更に七尾さんの音楽が好きになりました。

 

 

 

しばらくは毎日聴き続けそうです。

 

 

 

 

本人からのメッセージ付きです。