隠れた?クリスマス・ソングとして、少なからずの洋楽ファンに愛され続けている、ジョニ・ミッチェルさん「リヴァー」の、今更ながらのオフィシャル・ミュージック・ビデオが公開されました。
記事を観て、早速YouTubeで閲覧しました。一見して、これはとんでもなく素晴らしい傑作MVではないかと感じました。
「リヴァー」は、’71年にリリースされたアルバム「ブルー」収録曲です。このアルバムは、アメリカのローリング・ストーン誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」(2020年版)に於いて、何と3位に選出されています。
このアルバムの音楽スタイルはフォークですが、明らかに同時代のフォークとは一線を画しています。ユニーク且つ繊細なメロディ及び、独自のオープン・チューニングによるギターの音色・コードワークが魅力の一枚です。昨年リリースされた、テイラー・スウィフト「フォークロア」が好きな方には、是非一聴をお勧めします。
以前書きましたが、ジョニ・ミッチェルさんの音楽、私はフォーク時代よりもジャコ・パストリアス等のジャズメンと演ったアルバムの方が馴染み深く聴いていました。しかしこうしてあらためてフォーク時代の曲を聴いていると、基本的なところは既にこの時代で完成されていたんだなあと感じます。
その「ブルー」の中でも、特に印象的な曲が、「リヴァー」です。ステキなクリスマス・プレゼント、どうもありがとうございました。