【2023年1月18日】「メモリーズ」再度歌入れしました

「メモリーズ」は一昨年作って昨年リメイクした曲です。リメイクしてトラックは良くなりましたが、肝心の歌がちゃんと歌えていない気が、ずっとしてました。聴き返していつも感じるのは、ピッチがちょっと高くて無理しているように聴こえるなあと。

 

 

無理をして出せるギリギリの高音域を出すのが、いい感じに聴こえる曲もありますが、この曲はそうではありません。過去の出来事を思い出して懐かしんでいる歌なので、もっと聴かせる的に、キーやピッチを少し落としてじっくりと歌った方が、絶対に良くなるのではないか。聴くたびにそう思っていました。

 

 

 

この曲は、YMOのテクノ歌謡曲時代 (「浮気なぼくら」「サーヴィス」、他のアーティストへの提供曲) のリスペクト曲として作りました。モロに当時の音色やアレンジや曲調です。ここ数日幸宏さんの曲を聴いていて、ふと、歌い直すなら今じゃないか、そう思って歌い直しました。

 

 

トラックは高音部も地声でしっかりと歌えるところにキーを設定しました。歌い直すついでに、少しだけトラックも調整しました。前のバージョンに比べて、ボーカルがちゃんと聴こえるようになったのではないかと、上がったトラックを聴き返して感じました。幸宏さんの供養になったかなあと、勝手に思っています。

 

 

 

 

 

フレンチ・テクノっぽいテイストの、小池珠緒さん「鏡の中の十月」(‘83年)。作詞作曲はもちろん、トラックもYMO。大好きな曲で、当時ヘビロテしていました。この「メモリーズ」にも、フレーズを一部鳴らしています。