「コロナの日々」を作り、そろそろ過去曲をアルバムに落とし込む時期かなと思い、主要な過去曲のリマスタリングを始めています。

 

 

ミキシングとマスタリングは似て非なる作業です。長くなるので説明は省きますが、マスタリングは、例えばアゴギをポロンと爪弾いて最初の一音が生まれたその曲が完成して、その完成曲の最終出口を整備する、そんな作業です。

作業、と書いている通り、ここは自我や感性の主張を入れるところではなく、逆にいかに客観的に聴けるかが、勝負になります。

 

 

そして、PCのディスプレイのグラフを眺めながらモニター用のヘッドフォンや音質の悪いイアフォンで聴いてみて、更には車を運転しながら鳴らしてみて、全体的にどの曲も、低音が出過ぎていると感じました。

私は低音が大好きなので、作っている時はベースやキックドラムの音圧を、ついつい上げがちになります。つまり、それが私の音の個性でもあるのですが、冷静に聴くと、弱点にも聴こえます。

この辺のせめぎ合いが難しいところです。

 

 

 

以前のアルバムは、プロのエンジニアの方にマスタリングを依頼しました。でも今回は、最終出口まで、自分で管理したいなあと思っています。

もう少し勉強が必要です。

 

 

 

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