土曜日に買い物に行ったのは随分久しぶりです。平日と違い賑わっていました。但し、お客さんは全員マスク姿。この辺が時代を感じます。
それで、興味深いCDが数枚見つかりました。以下、左上からZに。
偶然にも、全て邦楽です。
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① サウンドトラック「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」(‘06年)
青山真治監督の同名映画のサウンドトラック。大好きな映画で、随分以前に当ブログ記事にて紹介した事があります。
2017.5.16 「昨日の続き〜映画『エリ・エリ・レマ・サバクタニ』」
まさかそのサントラに出逢うとは思ってもみませんでした。
② 立花ハジメ「イン・ナインティーズ・マーク・ギャンブル・リミックス」(‘92年)
プラスティックス〜ソロと、自由自在な音楽を奏でる立花ハジメさんのリミックス・アルバム。
私はソロ・アルバム「H」「Hm」を、若い頃愛聴していました。拙いサックスが妙に耳に残りました。このアルバムは、ガチガチのテクノ・リミックスでした。
③ オムニバス「”クリエイション・レベル” ザ・ベスト・オブ・カッティング・エッジ・ヒップホップ 1995−2000」(‘00年)
J−ヒップホップのオムニバス・アルバム。
J−ヒップホップは、当然ながら日本語のラップなので、言葉がダイレクトに入ってきます。なので、先ずその言葉に違和感を感じたら、全く聴けなくなります。そんな中で、ECD、ブッダブランドその他、カッティング・エッジのラッパーたちの言葉は、ちゃんと自分の耳に入ってきました。
今になって、また聴けるとは思いませんでした。マーヴィン・ゲイ「セクシャル・ヒーリング」をサンプリングした「ECDのロンリーガール」、今聴いても最高です。
④ SEKAI NO OWARI「Anti−HERO」(‘15年)
好きな一曲です。安かったのと、オマケのDVD見たさに購入。
ここ数年で、それまでマイノリティだった心の闇を表現してるような音楽が、一気にメジャー音楽シーンの一つの主流になっています。米津玄師、RADWIMPS、サカナクション…。セカオワは、そんなアーティストたちの先駆者です。
私にとって彼らの音楽の魅力は、純粋な音楽的な才能よりも、知性・知恵及び勇気を感じるところです。