知る人ぞ知る、日本の伝統音楽 (お囃子) とアフロ・ビートを融合させた音楽を演っている日本のバンド、アジャテのニュー・アルバムが、3/6にバンドキャンプ上でリリースされていました。本日知りました。
このバンドをバンドキャンプで知ってから、時々聴いています。耳に馴染む音楽です。
今から30年以上前の日本のインディーズ・シーンに、アフロ・ビートやファンクを基調とした音楽を演る、「じゃがたら」という、今や伝説のバンドがいましたが、ロック寄りだったじゃがたらに比べ、アジャテは、もっと日本の伝統音楽寄りです。
ブラック・ミュージックのリズムは、私にとっては無条件に受け入れられるリズムです。構えなくてもスッと入ってきます。
それで、ヒップホップもR&Bもファンクもレゲエもよく聴きますが、聴いた回数や時間でいうと、多く聴いているのは、ちゃんと咀嚼しないと飲み込めないような、聴きにくい・ぎこちない、欧米の白人の音楽 (ロックやエレクトロニカ) です。この辺、どうしてなのか、自分では分かりかねます。
今考えるに、きっと自分が、ぎこちないリズムと悪戦苦闘している欧米ロック・ミュージシャンたち同様、ぎこちないリズム感の日本人だからかなあと。音楽を感じる回路が似ているから、共感するのかなあ。
このアジャテというバンド、竹とか使った日本的な音響でアフロ・ビートを鳴らしていますが、聴いててすごくしっくりきます。アフリカのビートと日本の伝統音楽って、普通にちゃんと繋がっているんだなあ、と驚きます。ロックやJ−ポップのような、リズムの不自然さ、ぎこちなさ、が感じられません。
ファンクやアフロ・ビートが好きな方は、試聴出来るので是非一度聴いてみて下さい。目 (耳) からウロコが3枚程剥がれます。
ぎこちないリズムの私の曲は、こちらから聴けます。↓