今月の報告データは、アルバム「retrospective」の分が集計されています。楽しみにして開きました。何故楽しみしていたかと言えば、メールで好意的なご意見がいつもよりもかなり多く届いていたからです。

それで、開いてビックリしました。Apple Musicでレコメンドされていた「ユメヒトヨ」は勿論、他の曲も今までと桁違いに聴かれていたからです。

前作までと大きく違う点は、日本以外の国でも聴かれている事です。

このアルバムはお蔵入りにしていた曲を集めて再構成して作ったのですが、お蔵入りにしていた理由は、「一枚の絵」以外のどの曲も、メロディが日本人っぽくてちょっと気恥ずかしく感じていたからです。そんな和っぽいところが、日本人には勿論、外国人にも受けた要因なのかもしれません。

ところで、今度のアルバム「音楽を聴く犬」ですが、前作にあった和っぽい要素が感じられる曲は「革命家の死」1曲のみとなっています。歌メロのない、朗読調の曲も2曲あります。これはこれで、どう聴かれるのか、実に楽しみです。

茫漠たるサブスクの大海から私の曲を見つけて聴いていただいたリスナーの方には、感謝しかありません。どうもありがとうございました。

マスタリング音源も完成が近づいています。冬からアルバム制作を始めたのですが、季節は春になっていました。

既にあちこちで、早咲きの桜が咲き始めています。毎年見ていますが全く飽きない風景です。今年も近所の早咲きスポットに足を運んできました。

ここ数年よく思うのですが、あと何回、桜咲く季節を楽しめるか分かりません。大袈裟ではなく、本当にそう思います。楽しめる時は大いに楽しんでおこうかなと。お正月の震災のように、何がいつどうなるか、先の事は全く分からないので。