「ツチニカエル」が完成したので、早速次の曲に取り掛かり始めています。ここ数日、アコギでポロポロと爪弾いて、少しずつ組み立てていた曲です。
リズムやタイム感が、’70年代のテンプテーションズやカーティス・メイフィールドら、ニュー・ソウルっぽいので、仮題で「New Soul」と付けました。
こないだ作った「月を仰ぐ人々」のファンク・ビートっぽいリズムを更にゆっくとさせたような曲です。こういう雰囲気の曲に踏み込むのは初めてで (←こういう雰囲気と言っても、書いている本人しか分からない 笑)、やっぱり初めての試みは楽しいものです。
ところでこの’70年代のニュー・ソウル。実は20年前?30年前?に、すごくハマったことがあります。
元々はプリンスやスティーヴィー・ワンダーを聴いてからブラック・ミュージックに興味を持ち、過去音源を遡って聴きはじめたのですが、’60〜’70年代のブラック・ミュージックも、ロックに負けずに?とんでもないのが多くて、CDを買うたびにワクワクして聴いていました。
先程書いたテンプテーションズの数枚のアルバムは、スティーヴィー・ワンダーと共に、特によく聴きました。「パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン」「マスターピース」「ズーム」…。シンプルなベースラインの繰り返しにいろんな音が絡んでくる、10分を超える長尺曲たちは、特に印象に残っています。
新しいこの曲は、そんなエッセンスも含みつつ、新しい音にもチャレンジしたいなあと。