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【2022年8月24日】「サマー ‘22」歌入れしました 〜 加藤和彦「シンガプーラ」を聴きながら

しばらくほかの曲を手掛けていた為に滞っていた「サマー ‘22」の歌入れを行いました。なんとかこの夏中に完成させたいと思っているので、明日も引き続き作業を行いたいと考えています。

 

 

 

この夏、部屋や車内でよく聴いていたサマー・ソングに、はっぴいえんど「夏なんです」と加藤和彦さんの「シンガプーラ」が上げられます。「夏なんです」については以前書いた事があるので、今回は「シンガプーラ」について。

 

 

「シンガプーラ」は、加藤和彦さんのソロ・アルバム「それから先のことは」(‘76年) 収録で、同アルバムの先行シングル且つオープニング・チューン。サマー・ソングというよりも、暑い国を歌った歌です。歌詞もサウンドも、ノスタルジック且つ、ちょっぴりだけエキゾチックです。この「ちょっぴりだけ」というところが、実に加藤和彦さんらしいところです。

歌詞は、パートナーの安井かずみさん。この歌詞もまた、曲にピッタリとマッチしていてほんとに素晴らしいです。

 

 

加藤和彦さんはこのアルバム「それから〜」のあと、「ガーディニア」(‘78年)、「パパ・ヘミングウェイ」(‘79年)、「うたかたのオペラ」(‘80年)、「ベル・エキセントリック」(‘81年)、「あの頃、マリーローランサン」(‘83年)、と、立て続けに傑作アルバムをリリースしています。

当ブログはかれこれ数年上げ続けていますが、不思議な事に?あれ程聴いた加藤和彦さんの記事を上げた事がありません。何故かは、自分でも分かりません。近々上げたいなあと思います。加藤和彦、今が聴きどきではないかなと。

 

 

 

自曲に戻りますが、「サマー ‘22」。何かが決定的に足りないような気がしていますが、今「シンガプーラ」を聴いていて、足りないところが分かった気がしました。ガヤガヤとした猥雑さ、下世話な歌謡曲っぽさ、そんなところが欠けているので、お祭りの夜の歌としてはイマイチなんじゃないかなと。

まあ取り敢えず、最後まで作ってみます。

 

 

 

 

 

【2022年8月23日】「光る石」2度目の完成 \\\\٩( ‘ω’ )و ////

前回挙げた箇所を全て手直しを行い、更に幾つかの気付き点を改善しました。前回のは荒削り過ぎて一部の方にしか刺さらない出来でしたが、今回のリメイクで、この曲のキモである切れ味をキープしつつ、ポップに聴けるようになったのではないかなと、自分では思います。

 

 

聴きやすくなった最大の要因はボーカルです。練習して上手く歌えたのはもちろんですが、私の得意技?のユニゾンのコーラスが、今回はピッタリとハマったのではないかと感じます。自分の声を2声以上重ねるのは、私のように声量がない人に向いています。エレカシの宮本浩次さんやMISIAさんのように声量豊かで歌い上げる方にはお勧め出来ません。

 

 

この曲は当初いろんなアイデアを詰め込んでいました。詰め込み過ぎて消化不良を起こしそうになりながらも何とかポップに聴けるようになったのは、捨てた音の多さ、ではないかと。それ程、作った当初は音がギュウギュウだった訳です。

 

 

捨てた音に関しては、使えそうなアイデアは別の曲で試してみようかと考えています。こうやって、音楽性が刷新されていくんだなあと感じます。

 

 

 

 

最近撮った画像より。本文とは全く関係ありません。