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【2022年9月24日】「揺れる焔」口笛入れてみました 〜 ビリー・ジョエル「ストレンジャー」を思い出しつつ

連休中ですが近隣の方々がいらっしゃらないようなので、時々様子をみながら仮歌を練習しています。歌いながら、歌詞を若干変えたり、メロディをひねったりしています。

そうやって歌っていて、突如、イントロで口笛を吹いてみようと思い立ちました。何気なく吹いた口笛のフレーズがいい感じに聴こえたからです。

 

 

それで、ちゃんとフレーズを煮詰めてから、早速口笛の練習を始めました。ところが元々口笛が下手なせいで、これはいくら練習してもレコーディング出来るレベルには到底達しないと、途中であっさりと諦めました。それでPCソフトのシンセサイザーを探したら「Whistle」という音色があり、結局その音を使うことにしました。

 

 

 

ところで、我々世代の洋楽ファンだと、口笛と言うと誰もが連想するのが、ビリー・ジョエル「ストレンジャー」(‘78年) です。好き嫌いは別として、知らない方はいないんじゃないかと。それ程大ヒットしていて、この曲は普通に邦楽チャートでも、かのピンク・レディーとトップを争っていた程でした。

 

 

この曲のイントロで流れる、口笛で吹かれる哀愁漂うメロディは、一度聴いたら頭にこびりつく程のインパクトがありました。当時、ビリー・ジョエルとバリー・マニロウの大ファンだったS君の家に遊びに行ったら、必ずこの「ストレンジャー」を聴かされたものです。今思うに、中2でこの音楽趣味は渋すぎるのではないかと思いますが (笑)。

 

 

 

 

欧米では、B面の「ムーヴィン・アウト」の方がシングル・ヒットしていたそうです。やっぱり哀愁漂う口笛のメロディが日本人の琴線に触れたのでしょうか。

 

 

【2022年9月23日】「今日のメロディ」再開しました 〜 レディオヘッドのドラムをサンプリングしました

ここ数日「揺れる焔」の制作でストップしていた、今日のメロディ。また今日から始めました。その「揺れる焔」で味をしめた訳ではありませんが、今日は以前からやろうかなかと思っていた、レディオヘッド「ウィアード・フィッシズ/アルペッジ」(アルバム「イン・レインボウズ」収録) のイントロのドラムをサンプリングしてループを作り、そのループにコードを乗せていく、をやってみました。

 

 

このドラムの音がとても良くて、どんな音を乗せても、それなりな曲が出来そうです。以前にも「生命」という曲で、同アルバムの「レコナー」のドラムをサンプリングして使用しています。こちらもとってもいい音です。

 

 

 

ところでこの「イン・レインボウズ」(‘07年)。曲は良く、アレンジは分かりやすく、そして音もとっても良く、ある意味非の打ち所がないアルバムです。リリース時は、レディオヘッドの最高傑作とか集大成とか言われていました。

ところが私は数回聴いただけで、何故かその後もずっと聴いていませんでした。ちゃんと聴いたのは、リリースからかなり経ってからです。多分、あまりにもスマートに出来過ぎていて、肩透かしをくらった気分になったからではないかと。円熟するにはまだ早いんじゃないかと。

 

 

実際、ここでもしレディオヘッドが解散してたら、「イン・レインボウズ」はビートルズ「アビイロード」的な位置付けのアルバムとして評価されたのではないかと思いますが、何と、ここから続けて「ザ・キング・オブ・リムズ」(‘11年)「ア・ムーン・シェイプト・プール」(‘16年) という、ファンをふるいにかけるような難解なアルバムをリリースします。私は見事にふるいから漏れてしまいました (笑)。

これらのアルバム、実は未だにちゃんと呑み込めていないので、コメントは避けます。と書いていて、しばらくぶりに聴いてみようかなと思いました。今の耳なら楽しめるかもしれません。