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【2023年6月25日】「紙を切る少女」仮歌入れました

「紙を切る少女」、歌詞推敲の際に言葉数を増やしたので、メロディの密度がかなり濃くなりました。ところどころで32分音符で歌っているので、舌が絡まってつりそうでした。でも今どきのJ – POP、もっと早口のも結構あるんだよね…。日本人 (一般人) はどんどん歌が上手くなっていってる気がします。

 

 

この曲は歌メロのあるラップといった趣きがあり、あまりに流れるように歌うと面白く聴こえません。かと言って、ラップに寄りすぎると、これまた不安定感が目立って面白く聴こえません。仮歌を入れるだけでも結構練習しました。

 

 

そして練習の甲斐あって、何とか舌が絡まらずに歌えるようになりました。歌とかギター等楽器は、練習するしか上手くなる方法はありません。この辺が、創作と全く違うところです。取り敢えず歌えるようになったので、ゴールは近いかなと。

 

 

 

 

多分最終バージョンになりそう。

 

【2023年6月24日】祝!冥丁「怪談」CDリリース!〜 愛聴音源がCDとしてリリースされます

 

 

 

音源サイト「Bandcamp」で密かに愛聴していた冥丁「怪談」が、何とCD及びアナログ盤としてリリースされます。ちょっとビックリ。これは嬉しいニュースです。音楽タブのニュースとは言え、Yahoo!のトップは凄いです。

 

 

この「怪談」、ぱっと見はキワモノっぽいんですが、音は極めて良質なエクスペリメンタル・ミュージックです。

エクスペリメンタル・ミュージックと言うと、フリーダムでノイジーで聴きにくい音を連想するかもしれませんが、この「怪談」は、そんな音とは一線を画す音です。ひと口で言うと、今どきのローファイ・ヒップホップから、ビートを抜いてノイズのみを抽出したような、鼓膜にベタッと貼り付くような音像、です。(←上手く言えないので、分かる人しか分からないような…)

 

 

私も最近の自身の楽曲に、これと似たようなノイズや昔のAMラジオのような音像を頻繁に使っています。いま制作している「紙を切る少女」も、そうです。

ホワイトノイズや、昔のAMラジオのような周波数が中域のみ鳴っている音には、前回上げた「f/1ゆらぎ」を感じます。ずっと聴いていても耳が疲れず、実に気持ちいいものです。

 

 

この「怪談」の音像も実に気持ちがよく、昔の日本の怪談の薄気味悪さと絶妙にマッチしています。こういう音楽が世界的にも聴かれているというのは嬉しい事です。