このところ新曲を作りながら過去曲も録り直しています。今日は数年前に作った楽曲「FREE」をリメイクしていました。

この曲「FREE」は元々、NHK「みんなのうた」的な曲想で作りましたが、いかんせんボーカルのスキルが全然足りなくて、完成したけどそのままお蔵入りしていました。

今回のリメイクでは、まずキーを3つ下げました。地声と裏声を混ぜて歌っていたのを、全て地声で力強く歌う事にしました。

それから、BPMを118から123に上げました。ちょっと遅いテンポから、わりと普通のテンポにしました。

その他、細かい箇所もいろいろと手直しして、時間があったので、仮歌も入れてみました。「みんなのうた」を意識しているだけあってシンプルなメロディなので、普通に外さず歌えました。もう少し練習して、ちゃんと歌入れをしたいなと。

この曲の他にも、リメイクしたらきっと良くなると思える曲は、洗い出したら意外とたくさんありました。「一枚の絵」「ネット」「子どもたち」「お墓」「旅の終わりに」…。

出来そうなところから順番に手掛けていこうかと考えています。

新曲の「Civilization」「ある一日」や「音楽を聴く犬」の再録等で滞っていた「La Vie en SAKURA」(ラヴィアン桜と読みます) 、本日歌入れをした後そのままミックスダウンを行い、完成しました。

トラックが出来上がった状態でしばらく寝かしておいた訳は、つまりボツにしようとしていたからです。それが何故思い立って完成させようとしたかと言えば、数日前に上げた、Apple Musicでの「SUMMER ‘22」の再生数の多さに触発されて、です。

ボツにしようかどうしようか迷っていたこの曲が、Apple Musicで自曲では過去を通じて2番目に多い回数を再生されていたのは、個人的には結構ショックでした。作り手側の思惑を超えて曲が聴かれている、そんな感じです。

この曲「La Vie en SAKURA」も、最後まで作ったら意外に良くなって、配信したらどこかで誰かが聴いて下さるかもしれない。そう思ったからです。

という訳で、何とか完成しました。同時に、歌入れが終わっていた「音楽を聴く犬」もミックスダウンを行い完成させました。

2曲を続けて聴いたら、個人的には「音楽を聴く犬」の方が完成度が高いと感じていますが、人の好みはいろいろです。もしかしたら「La Vie en SAKURA」の方が好きな方が多い事もあり得るなあと。音楽の好きずきは完成度にあらず、です。

歌詞の最終版。「ラヴィアン・ローズ」は「薔薇色の人生」ですが、この曲では、人生は桜のように儚いものだと歌いました。逆に言うと、桜は儚いからこそ美しい花とも言えます。人生も、そうかなと。