【2017年8月14日】ジャケがイイ!第3回〜グルーヴ・コレクティヴ「ウィ・ザ・ピープル」

今日はオフ日。レコーディングは午前中に切り上げて、久しぶりにCDを買いに出掛けました。
そして買ったのがこのCD。ジャケ買いというより、バンド名買いです。レア・グルーヴのファンク・バンドかと思いましたが、半分当たりで半分ハズレでした。

 

聴くと、インスト主体のジャズ・ファンクでした。パーカッションやホーン・セクションが力強く、「ザッツ・ザ・ウェイ・オブ・ザ・ワールド」(’75年。邦題「暗黒への挑戦」) で売れる前の、初期のアース・ウインド&ファイアを、ちょっと思い出しました。「地球最後の日」とか。
当然テクニックもあり、バンド名の通りに、素晴らしいグルーヴを聴かせます。

 

私は昔から、ジャズの類はほとんど聴いていませんでした。理由はいろいろ考えられるのですが、一口で言うと、曲が長くてアドリブが多いのと、人の声が入っていないのと、です。
特に、「曲が長くてアドリブが多い」が一番のネックかと。だから、ハード・ロックも聴かなかったのだと思います。(昔のハード・ロックは、やたらとアドリブが長いのが多かった)

 

このアルバムは、アドリブも割と少なめで、前半〜中盤までは、ボーカル入りの曲も多く、割と聴きやすい曲が並んでいます。
ところが、後半の8曲目から、本領発揮?して、アドリブが増え、メロディが減り、ボーカルはなくなります。

 

と言うわけで、前半のボーカル入りの曲ばかりリピートしています。
アフロ・ビートっぽい「リオサイダ」(2曲目)、アルバム・タイトルがサブ・タイトルになっている、ポップなファンク・ナンバー「エヴリバディ (ウィ・ザ・ピープル) 」、R&Bっぽいビートにラップが絡む「アイ・アム」(7曲目)、など。

 

情報が少なく、1990年にニューヨークで結成されて、アルバムは数枚リリースしている、ぐらいしか分かりません。
他のアルバムも聴いてみたいと思いました。

 

 

 

このCDも、デジパック。デジパックは他のと大きさも違い、条件反射的に手にとってしまいます。

音のイメージに沿った、そして更にイメージが広がるような、そんなステキなデザインですね。