【2018年2月5日】「『もうやめにしよう』…恵方巻き大量廃棄、チラシで異議」に大賛成

 

 

 

… 恵方巻きの売り上げは例年、右肩上がり。ただ、ここ数年はSNSで大量廃棄が問題となり、従業員から「このまま突き進んでいいのか」という声が出た。「スーパーでは『去年より多く作る』のが常識。欠品も怖い。ただ、人口減の時代、増やし続けるのは限界がある。スーパーが夜遅くまで空いていて、豊富な品ぞろえがあるのが当たり前という時代は終わりつつあるのでは」。そんな問題意識から、今年の恵方巻きは「昨年実績」とすることに落ち着いたという。…

 

 

 

 

本日の朝日新聞デジタルのトップニュースから。

 

 

以前に当ブログの「終わり方はフェイド・アウトで」(9月29日) で、曲のフェイド・アウトと絡めて「『日本の経済を上手く・自然にフェイド・アウトさせる方法』を真剣に考える時期にきているんじゃないか」と書きました。
そして今日、上記の記事が目に入り、私の稿と全く同じ考えをしている方がいらっしゃって、読んでホッとしました。

 

 

スーパーに限らず小売店は全般的に、社員の仕事の評価基準に「前年対比」というのが、とても大きなウエイトを占めています。大原則として、去年よりも多く売らなければいけません。売上予算もそれを踏まえたうえで決められます。(と言うことは、必然的に去年よりも多く仕入れなければならない)
上記の「このまま突き進んでいいのか」の声は、誠勝手な憶測ですが、家では食卓を預かる女性のパートさんの従業員の方からの声のような気がします。

 

 

ともあれ、このように仰る方々がいて、実際にそれを受けて行動にうつされるスーパー (会社) があり、そんなお店を支持する人々が多数いらっしゃるということに、上手くフェイド・アウトしていく日本の明るい未来が見えた気がしました。

 

 

あと蛇足ながら、コンビニも早く、賞味期限切れに近い日々の食材の割引販売を実施してほしいものです。それを目当てに買う方が増えて、少しでも破棄する食品が減るのではないでしょうか。まあコンビニは、資本主義の最先端である大企業の経営なので、まず無理だとは思いますが。