本日24日のYahoo!ニュースに 書店ゼロの自治体、2割強に 人口減・ネット書店成長… という記事がありました。
書店が地域に1店舗もない「書店ゼロ自治体」が増えていて、香川を除く全国46都道府県で420の自治体・行政区にのぼり、全国の自治体・行政区(1896)の2割強を占める、とあります。(取次ぎ大手のトーハン調べによる)
そしてそういう自治体は、今後も増え続け、書店は大きな都市の大型書店しか残らなくなりそうです。
私の小学生の頃住んでいた町 (市) には、本屋さんが4つありました。マンガ好き・本好きな子どもだったので、しょっ中自転車で立読みに行っていました。時には、時が経つのも忘れる程、立読みに熱中した事もあります。
家族で隣の町 (住んでいるところより大きい) のショッピング・センターに、買物や食事に出かけた際も、家族が買物をしている間、大体立読みをしていました。
そんな中で、いろんな本との出会いがありました。「火の鳥」や「銀河鉄道の夜」や、題名忘れましたが、相対性理論を子ども向けに説明した本や。その他たくさん、主に宇宙に関するもの。
今の、小自治体 (平たく言えば、田舎) に住んでいる本好きな小中学生たちは、自ら自転車をとばして好きな本を探しに行く事が、現実問題として出来なくなってきています。
スマホも持てない年齢の、本の好きな子たちは、一体どうしているんでしょうか? 親の買い与える本しか読んでいないのでしょうか? 学校の図書館を利用しているのでしょうか? (親の勧める本や学校の図書館の本は、大体が面白くありません)
ちょっと気になりました。
北陸は今はまだ恵まれていますが、今後どうなるかは分かりません。尚、微力ながら、本やCDは、町のお店で買うように心がけています。
ライブを演らせて頂いた、文苑堂書店富山豊田店。富山県・石川県は、大きな本屋がいくつもあり、恵まれていると思います。