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【2019年4月23日】急遽、ライブ用のオケ作りました

先日、28日に発表会を行う音楽教室の先生から、一人発表会に間に合わなくなった方がいて、もしよかったらもう一曲増やせますがいかがでしょうか、との連絡がありました。それで迷った挙句、せっかくのライブの機会なのでとお受けしました。

 

 

受けたのは良いのですが、今からオケを作って練習して、となると、出来る曲は限られています。そんな数曲の候補の中からパッと決めたのが「千年ワルツ」という曲です。(プログラムに曲名載るみたいなので、バラしてもいいかなと)

 

 

数回書いていますが、「千年ワルツ」は、私が初めて作曲した歌です。

 

(⤵︎ 興味ある方は、クリックしてご覧下さい。)

 

はじめて作った曲」(2017 4/27)

 

それで、久しぶりにライブでこの歌を歌うので、アレンジを大きく変えてみようかと考えました。そう考えて最初から作り直して、今しがた完成したところです。

 

 

 

ところで、ライブ用にアレンジを大きく変えるミュージシャンは実は結構多くて、たとえライブに行けなくても、ライブ・アルバムを聴けばそれなりに楽しめます。

そんなミュージシャンの、私が知ってる中でのメジャー・アーティストの代表格 (?) だと、洋楽でボブ・ディランさん、邦楽だと佐野元春さんなどです。このお二方はそれがライブ (ライブ・アルバム) の聴きどころにもなっていました。どんなアレンジでくるんだろう、という具合に。(今もかな?)

大体の方は、変える曲もあればそのままのアレンジの曲もある、といった感じでしょうか。

 

 

反対にロキシー・ミュージックなど、再結成ライブのDVDやフジロックのステージを見る限りでは、スタジオ盤のアレンジに忠実で、この辺はそれぞれの主張があって面白いところです。

 

 

話は戻って私の曲ですが、一先ずオケは出来たので、あとはちゃんと演奏出来て歌えるように、練習するだけです。

 

 

 

 

佐野元春さん「ザ・ゴールデン・リング」(‘94年) と、ボブ・ディランさん「MTVアンプラグド」(‘95年)。

 

 

「ザ・ゴールデン・リング」は、共に活動してきた自身のバンド、ザ・ハートランドとのベスト・ライブ・テイク集。佐野さんの中で一番好きなアルバム (というか、こればっかり聴いていた)「ヴィジターズ」(‘84年) から4曲チョイスされていて、このアルバムもその4曲ばっかり聴いていました。

この4曲に関しては、「コンプリケーション・シェイクダウン」はファンキーに。あとの3曲は、アレンジが大きく変わっているというより、アルバムのクールなヒップホップな音にハードなギターが絡むロックな音になっています。

 

 

ディランさんのは、アレンジどころかメロディ・ラインまで変わっています。久しぶりに聴いて、その壊し具合が、昔観た矢野顕子さんの「出前コンサート」を思い出しました。

 

【2019年4月22日】歯が治りました!( ^ω^ )

という訳で、ようやく歯が揃いました。嬉しくて病院から帰ったら早速歌の練習をしてみました。普通に歌えるというのは、かくもありがたいものかと、心底思いました。

 

 

人間の身体は実に繊細というか、精密機械のように出来ているようです。たった一本の歯がないだけで、ちょっと指先を切っただけで、机の角に足の小指をぶつけただけで、痛くて気になって、気分までもが滅入ってしまいます。何かの拍子でわりと簡単にコロリと死んでしまうのも、今となっては頷けます。(それでも皆んな、自分だけは大丈夫、長生き出来る、と思っている)

 

 

身体だけでなく、感覚もです。お風呂の温度は数度熱かったり冷たかったりするだけで入れなかったり、ちょっと風邪をひいただけで、お酒は苦くてのめません。実に面倒くさいなあと思います。そして音楽は、半音階ズレてるだけでも「不快」と感じます。これは、理論を知らない人でもそう感じます。

 

 

会話やラインだってそうです。ほんのちょっとした言葉のアヤで、関係がすぐにギクシャクしたりもします。そんな時こそ「人間ってやっかいな生き物だな〜」と、自分や相手を客観視するようにしています。そうすると、少しだけですが楽な気持ちになります。「なるようにしかならないから、ま、いいか」みたいな感じ。

 

 

 

まあそれはともかく、たかが歯・されど歯です。でもいざ治ると、抜けた歯で歌った歌を歌い直すのが惜しくなりました。なので、録ったいくつかのトラックは「874 (歯ナシ) ヴァージョン」として、大切に寝かしておきます。