自然災害続きの日本ですが、その度に思うのがこの言葉「持たざる者は強し」。守るもの・失うものが何もなかったら、火山の噴火や地震など単なる自然現象だからと、もし自分の身に降りかかっても、そう思えるような気がします。
まあ実際そうなったら、オロオロと逃げ惑うことになりそうですが。達観出来るのはいつになるのでしょうか。
先月から片づけ始めた部屋も落ち着き、以前の足の踏み場も少ない雑然とした部屋から一転して、実にスッキリしました。
借り物であるこの部屋のように、所有物であるモノ(ギターやパソコン、ベッドやデスク)も、そしてお金も、たまたま預かっていて使わせてもらっている、と思いたいものです。
そして、この命もたまたま授かった借り物という風に思えれば、もっとスッキリと悩みなく生きれるのではないかと思ったり。何となく仏教っぽい考え方ですね。
災害のニュースを見た後のそんな気分の時に、没にした曲や未完成の曲を整理していて、たまたま見つかった曲で歌詞が引っかかったのがあるので紹介します。数年前に作った曲です。おそらく父母のことを思って作ったのだと思います。
曲自体はとても気に入っていたのですが、トラックとボーカルが納得できず、放っていました。
デジタルで制作するにピッタリの曲なので、今ならちゃんと出来そうです。再度挑戦してみます。
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死について
野原に咲く花見てる
枯れゆく姿を見てる
※生まれた時を憶えているかい
君の知らない大きな力の中で
息を殺して目を瞑って
君の胸の鼓動に耳澄ます
生まれた時は憶えてないだろ
息が止まってしまう時もまた多分
分からない
ここは仮の宿だと思えば
あなたといることが
とっても愛おしい
Life Gose on (4回くり返し)
治らない病の君や
それでも暮らしは続く
※くり返し
処分したCDの山。実際売りに出したのはこの山の2倍以上です。
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(追記)
この記事を上げたのは昨夜1時過ぎでした。今朝起きてyahoo!ニュースに目を通していたら、小林麻央さんのことが載っていました。
「死について」を読み返して、あらためて黙禱しました。